どうも。
ベッド下のタンスに脛をぶつけて気づいたら出血していたグラントです。
突然ですが、八潮という地名をご存知でしょうか?
埼玉ではなく品川の方のです、
わたしはつい先日、友人と話していて初めて知りました。
品川区の東部に位置し、京浜運河と東京湾に挟まれた街、品川八潮パークタウン。
見た目で言うとまさに孤島です。
東京湾にポツリと浮かぶ人工島。
今回は八潮地区について調べてみたいと思います。
基本情報
敷地面積:40.8ヘクタール
世帯数:約5,700世帯
人口:約1万3,000人
歴史
1939年(昭和14年)からの東京湾岸の埋立事業により完成。
1964年の東京五輪開催の直前、その当時はまだ海だったそうな。
1980年(昭和55年)に「八潮」の町名が誕生。
1983年(昭和58年)には日本住宅公団の団地「八潮パークタウン」(八潮団地)が街びらき。
パークタウンとしての歴史はまだ40年経っていないという、比較的若い街のようです。
街の様子
街の中は北部からなんとなく時計回りで1〜5丁目まで。
地域北部、一丁目の北部一帯には火力発電所が、南部一帯には品川清掃工場があるそうです。
地域南西部、四丁目には大井ふ頭中央海浜公園が。
ここはスポーツの森としても有名で陸上競技場、球技場、野球場、テニスコートなどなど、アクティブなニーズに応えています。
地図で見てもらうとわかるのですが、人工島の東は物流施設、南は上述の海浜公園があり、その隙間にぴったり入り込むかのようにして団地が広がっています。
この団地が広がるのが五丁目。
テトリスのようなジャストフィット感。
ジャストだからといって消えたりはしないのですが。
この中に教育施設、行政サービス機関、商業施設、医療施設など生活利便施設が一通り揃えたれていて、住民はすべてこの中で基本的な需要を満たせるようになっているそうです。
まさに人口的に作られた街。
オープンワールドのゲーム内に作られた街を彷彿とさせますね。
そもそも埋め立てってどうやるの?
埋め立てって文字にすると簡単だけど、実際のところどうやって海の上に土地を作るの?というギモタロウが生まれたので調べてみました。
そしてありがたいことに鹿島建設株式会社のHPにかなり分かりやすい説明が載っていました。
鹿島建設によると、なんとびっくり国土の約0.5%が埋立地だそうです。
さらに検索を続けると、どうやら埋め立てとひとことに言っても3パターンのやり方があるということが分かりました。
①浅瀬などに土砂を入れて土地を引き延ばしていくパターン
②海などに土砂を入れて全く新しい「島」をつくるパターン
③湿地帯や沼、池に土砂を入れて埋めてしまうパターン
八潮など東京湾の地帯は②のパターンですね。
手順として、埋立は最初から土砂を投入していくわけではなく、まず地盤沈下・液状化対策などの地盤改良を行い、埋立部の外周に護岸を築造してから行われるとのことです。
護岸の構築は土砂の流失防止や高波からの保護が目的で、環境を汚染することなく効率的に工事を進めるために必要だそうな。
また護岸にはいくつかの種類があるらしく、石を積むものやコンクリート製の函を使うもの、特殊な鋼材を使うものなど、水深や埋立材料などの条件で決められます。
ほんなら液状化現象ってなんなん⁉︎
東日本大震災のときとか、湾岸部は液状化現象が問題になりました。
もう10年以上前のことですが、当時小学生だったグラントも割と記憶に残ってます。
それ以来言葉はよく聞くようになりましたが、そもそも液状化現象ってなんなのでしょう。
以下、鹿島建設HPより答えを頂戴しました。
「液状化とは、安定していた地盤が液体のような性質に変化する現象です。」
水が入ったバケツに砂を入れ、泥にして固めたような状態でしょうか?
「普段は砂粒同士の摩擦で安定していますが、地震などの激しい揺れが加わると砂粒同士のかみ合わせが外れてしまいます。」
泥入りバケツを持って、ドンッと地面に叩くような衝撃が地面に加わった状態が近いような…近くもないような…。
「これによって地下水位より深いところでは砂粒が水の中に浮いた状態となり、泥水のように流動したり、地表に噴き出すなどして、建物を支えることができなくなってしまいます。」
ドンドンと何回か叩いてると砂の方だけがバケツの底に沈んでいって砂の層と水に分かれるようなイメージ…なのかい?違うのかい?えぇい、よくわからん!
と、ここで救世主登場です。
YouTube!様!
この動画でなんとなくイメージは湧くと思いますのでご参考まで。
難しいことはわからんですが、強い衝撃がかかると周りの地盤が沈下する、ということで今日はお開きにしましょう。
実際に八潮に行ってみよう
以上、今回は八潮地区について調べたついでに、液状化現象も調べてみました。
八潮、俄然興味が湧いてきました。
となれば実際に行ってみましょう!
というよりもう行って参りました!
実際行ってみての感想はまた次のお話にしましょう。
今日はここまで。
お読みいただきありがとうございました。
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