SMARTの法則で”やらないこと”を設定してみた

悩んで、悩んで、生きてゆく

どうも、グラントです。

先日のブログで書いた通り、いまはやりたいことが渋滞しているのです。

いろいろなことを楽しむためには、時間をうまく使えるようにならなきゃいけない。

でもあれもこれも欲張りすぎたら、時間がなくなって本末転倒。

ということで今回のテーマは、日々の中で”やらないこと”を決めよう!でございます。


キリが悪い病の治療

そもそも時間が足りないと感じているのは、急にやりたいことが増えたから。

というより、やりたかったことをやってみてるから。

やらない理由や言い訳を取っ払って、興味のあるものに素直になってみたのです。

そうしたらどんどんやりたいことが増えてしまった。

やりたいことが今ほど多くなかったときは、個々の趣味をなんとなくの時間の割り当てでやっててもなんとかなってました。

でも一旦増えてしまったらそううまくいかない。

今までやってたことを、今まで通りの時間でやってたら時間は足りません。

だから無制限に”やりたい”を叶えるのではなく、”やりたい”にも優先順位をつける

これが最終的な目標です。

今回はそのために、根本的な時間割を考えます。

趣味の中身に関する時間ではなく、趣味をするためのそもそもの時間作り。


キリが悪いから残業してしまうというお話を書いたことがあります。

まずはこのキリが悪いとムズムズする病を治すのが第一です。

キリが悪かろうが、決めた通りの時間割で動けばその後の予定がずれ込まずに済みます。

そもそもキリが悪いというのが主観的な判断です。

他人から見たら自分にとってキリがいい段階でも、まだキリが悪いこともある。

また、その逆もあり得る。

だからキリがどうとか考えない。

だからこそ自分の中で絶対的な「これなら上手くいく!と考えた時間割」は守る。

ダメだったら…を考えるのではなく、守れるように工夫する。

時間割を守るための工夫はまた次回考えるとして、ここではそもそもの時間割を考えましょう。


SMARTの法則とは

時間割を作るということは、時間に関する目標を設定するということです。

学校ならチャイムが鳴れば切り替わりましたけど、自分の生活にチャイムはありません。

自分で決めて、自分で動くしかないのです。

そこで、今回は目標設定の際によく使われるというSMARTの法則を用いてみましょう。


SMARTの法則とは、目標の作り方のこと。SMARTとは、以下5つの頭文字をとった言葉です。

Specific:「具体的、分かりやすい」

Measurable:「計測可能、数字になっている」

Achievable:「同意して、達成可能な」

Relevant:「関連性」

Time-bound:「期限が明確、今日やる」

これら5つの要素は、目標を達成し成功をつかむための5因子とされているのです。


Specific:「具体的、分かりやすい」

目標は具体性を持ったものでなければなりません。

目標が抽象的では、目標を達成する具体的な行動も抽象的になってしまいます。

ex)虫歯予防のために、毎朝歯を磨く

Measurable:「計測可能、数字になっている」

目標は計量性を持ったものでなければなりません。

効率的で有効性の高い目標管理を実施するためには、計量できる目標であることが必要です。

ex)毎日10分○○をする

Achievable:「同意して、達成可能な」

達成可能性を意味する言葉で、目標は達成可能なレベルに設定するべきです。

より高い成果を求めて、非現実な目標を設定してしまうとうまくいかないので注意が必要です。

ex)週5回は無理だけど、週2回は運動する

Relevant:「関連性」

目標とその先の目的の関連性があることもポイントとなります。

目標を達成した先には何があるのか

何のために目標を達成するのか

という両者の関係性が明確になることで、モチベーションの向上と維持が叶うからです。

ex)毎日勉強の時間を作るために、30分だけ早く起きる

Time-bound:「期限が明確、今日やる」

目標には期限の設定も必要です。

いくら目標が、

具体的で計量化できるもの

目標の先にある達成すべき課題との関連性が明確になっているもの

でも期限を定めていなければ、モチベーションを高く維持しながら目標達成に取り組むことは難しいでしょう。

ex)22時までには寝る


以上、SMARTの法則の5つの要素についてでした。

それでは、このSMARTの法則を使って実際に”やらないこと”設定をしてみましょう。


SMARTの法則を実践してみよう

6:30以降は、朝支度以外のことを優先しない

6:30以降は勉強含め、朝支度以外のことはしない。

必ず6:30に支度スタート

そして7:15には家を出発

*ただし週に一回まで9時に家を出るのも可能。


<目的>

①ジムに行って朝活をする

②早く出社して朝の時間で勉強

②朝のうちに集中仕事を行う

のいずれか。

これはその日次第。

早く家を出ればその分だけ、朝の集中力の高い時間を有効に活用できる。


S→6:30になったら支度を始めるという明確な行動目標

M→時間が明確

A→週一回までの例外規定で、体調や気分に合わせられる

R→①②③の目的のためには朝の時間が必要

T→7:15に出ないと電車に間に合わない


朝にやりたいことが多いなら早く起きる。

6:30にキリが悪いなら支度を終えて7:15までに頑張るか、日中にやる。

起きる時間を決めると起きれなかった時に負担になる。

起床時間を変動性にしておけば、前日の就寝時間、体調に合わせて決められる。

23:00以降は読書以外の作業をしない

23:00までに明日のために準備(弁当作りなど)、寝るための準備を全て終わらせる。

また、23:00を守るために退社時刻に関しても、時間制限を設ける。

通常期:20:00

決算期:20:30

*ただし遊びに関しては時間に融通を効かせて良し


<目的>

①睡眠時間の確保

②読書時間の確保

③常に生活リズムを一定にするため


S→やらないことが明確

M→時間が明確

A→朝早く来れば十分に可能。

そもそもこれ以上残業したところで効率が悪く、生活リズムも崩れるため逆効果。

R→この時間を過ぎると夕食が遅くなって睡眠の質も落ち、ドミノ倒しのようにリズムが崩れていく

T:退社時間さえ守れば、その後の行動も遂行可能

全力でリラックスするために、決めた時間以外はリビングでダラダラしない

リラックスするときは全力でリラックスするために、ながら作業をしてダラダラはしない。

やるならやる。

休むなら休む。

やる時とやらない時でメリハリをつける。

一日につき、リラックスのためにダラダラしていいのは1時間まで

休日は1時間に加えて、21:00以降は絶対にダラダラ以外のことをしない

変にストイックになって21:00以降も何かをしようとしない。

やることが溜まってるなら朝と昼間にやる。

夜は全力でリラックス。


<目的>

①張り詰めすぎるとどこかで調子を崩すから、リセットの時間を設ける

②受動的なエンタメ(テレビやアニメなど)の時間も自分には必要だから


S→何もしないという行動目標が明確

M→平日は1時間までという明確な時間割

ex)1時間番組×1、アニメ15分×1

A→今日は疲れたから何もしたくない…って日のために、1時間のダラダラタイムを設定。

R→やりたいこと、なりたい自分を大切にするために、無駄にダラダラしない。

上手にダラダラする。

何より時間をうまく使える人なら、日々も楽しく過ごすコツを身につけられるはず 。

T→毎日1時間 & 休日21:00〜

決めないでダラダラしてると罪悪感があるけど、決めた中でやるなら真っ当なリフレッシュとして昇華できる。


以上、3つのやらないことを考えてみました。

この3つが守れれば、やりたいことに使える時間も増えます。

そして何より時間の切れ目を意識すれば、多くのことをやるための時間の使い方が身につけられます。

まずはこの3つをちゃんと守っていきます。

次は勉強やアートなど、やりたいことをやるためのSMARTもブレイクダウンして考えてみたいと思います。

あとは時間までに絶対に終わらせるための工夫とかも。

コメント

タイトルとURLをコピーしました