「もしも100万円使えたら…」談議で気づいたこと

今日のあれこれ

どうも、グラントです。

もし宝くじで100万円が当たったら…

みたいな話、一度くらいはしたことありませんか?

先日、このもしも100万円談議よりも、少しだけリアルなもしも話をしました。

今回はそれにまつわるお話を。


500円玉貯金から始まった100万円談議

本当に欲しいものは何なのか

数年前から500円玉貯金をしているR君という友人がいました。

そしてつい先日、ついに貯金箱が満杯になり、中を開けると50万円以上も貯まっていたというのです。

貯金年数3〜4年だそうで。

なかなか根気強いですね。

そこからその50万円を使って何をするのか、という話に発展します。


R君本人は現実主義の堅実派なので、

「特に欲しいものがないから、30万円ほどを資産運用に回して、残りでスーツと時計を買おうかな」と。

もう一人の友人Y君は、行動力抜群の多趣味さんなので、

「ヴィンテージのデニムを買って、スキューバダイビングのライセンスを取る」と。

旅行とグルメ好きのわたしは、

「毎月旅行に行くための費用と、ちょっと美味しいものを食べるための費用としてコツコツ使う」と。

やはりお金の使い方にはそれぞれの性格が出ます。


もしも宝くじで100万円当たったらどうするか談議も過去にしたことがあります。

でも今回は実際に50万円の貯金があって、用途は自由という極めて現実的なお話。

特にわたしに関しては、より現実的な話だからこそ、コツコツ使うというより現実的な使い道が思い浮かんでしまいました。


豊かな時間のためにお金を使いたい

このもしも談議をしていて気づいたことがあります。

自由に使える大金を手にしたら、わたしは「日々の”QOL”を上げるためにお金を使いたい」ということです。

“QOL”は”Quality Of Life”の略ですね。


お金の使い方にはいろいろなタイプがあり、そこには本能的な欲望が反映されていると思います。

堅実タイプ

100万円のうちのほとんどを貯金して、少しだけ贅沢するタイプ。

イベントタイプ

100万円を1日のうちに使いきって、その1日を最大限に楽しみたいというタイプ。

コレクタータイプ

ヴィンテージアイテムや推し活など、高額なアイテムを揃えるタイプ。

プチセレブタイプ

毎月10万円ずつ自由に使えるお金を増やして、定期的なプチ贅沢を楽しみたいタイプ。


わたしの場合はプチセレブタイプのようです。

一回で使い切っちゃうともったいないし、

かといって使わないのももったいない。

それに物を買うだけだと後でいらなくなるかもだしなぁ…。

そうとなればできる限り長めにこの100万円の恩恵を受けていたい!

などと思っているのです。

貧乏性でしょうか?


time is moneyの意味

欲望を止めるのはお金ではなく時間

プチセレブタイプのわたし。

何がしたいかと聞かれたら、まずは旅行です。

定番の沖縄、北海道をはじめ、九州、四国の日本各地いろいろ行きたい!

それに10日間くらい休みをとって海外旅行にも行っちゃいたい!

あとはおいしいものも食べたい!

かといってディナーは高いから、いいお店の平日ランチに行きたい…!

こんなところです。


これらのやりたいこと、金銭面だけを考慮すると、やろうと思えば全然できるレベルの欲望なのです。

もしも100万円あれば…という話から始まりましたが、そこまでの大金がなくても実行可能ということに気づいてしまいました。

言ってしまえば今すぐにでも実行可能。

なら実現困難な理由はなんなのか。

それはお金ではなく時間です。

わたしの欲望は全部時間の制限があるのです。

旅行は連続した休日が必要で、

グルメは平日の昼間という限られた時間。

お金ではなく時間がネックみたい。


時間とお金の等価交換

時は金なり。

英語なら”time is money“。

「時間はお金と同じくらい貴重なもの」という意味だと、今までは捉えていました。

でもわたしの欲望からすると、お金以上に時間の方が貴重なように思えます。

“more than”じゃない?と。

一瞬そんな考えが頭をよぎりました。

しかしこれは錯覚です。

あぶないあぶない。

いま旅行に行くためのお金があるのは、毎日仕事をしているから。

当然のこと過ぎて、忘れてしまうところでした。

時間と交換にお金を手に入れているのです。

仕事を辞めちゃえば時間は一瞬で取り戻せます。

でもお金がなくなっていく。

シンプルな等価交換

お金もそこそこ、時間もそこそこにするためには、時間単価をあげなきゃなのです。

でも今すぐにどうこうなるものではないですよね。

長期的に解決するべき課題です。

そう簡単に時間単価はあがりませんから。


「時間がない」で終わらせず、優先順位を考える

欲張り過ぎても逆効果

時間単価はそう簡単に上がらない。

困りました。

困った時は原点に戻りましょう。

わたしはQOLをあげたいプチセレブタイプ。

旅行とグルメは目的ではなく手段です。

ならばQOLを上げるために今できることを考えるのです。

いまある限られた時間で、やりたいことをできるだけ多くやる

日常的に実践できるのはおそらくこれくらいです。

やりたいことをできるだけ多く。

欲張り。


毎日のやりたいことリストを少し前に作ったのです。

英語の勉強に、運動、趣味の勉強もして、動画も観たい。

やはり欲張り。

毎日全部やるぞ!と意気込んで作ったはいいものの、毎日全部はなかなかできません。

全部をやるにしては時間が足りない…。

おそらくいまあるやりたいことリストの悪いところは、“毎日”やろうとしてることです。


やらないという選択

子供の頃、いくつか習い事をしていました。

水泳、書道、塾などなど。

月が書道で、火は部活、水金に塾で1週間が完結です。

いろいろなことをやってはいましたが、曜日ごとに習い事ひとつ、という感じ。

それに比べて今はどうでしょう。

“毎日”、”全部”をやろうとしている

欲張りもほどほどに。

過ぎたるは及ばざるが如し。

欲張り過ぎです。

習い事が曜日ごとだったということは、同じことを毎日は「やらない」という選択をしていたとも言えます。

やる」ではなく「やらない」。

時間がないとよく言ってしまいますが、どうやら正しい表現ではないみたいです。

時間はないのではなく、優先順位の低いことがやれていないというだけのこと。

いつも後回しにしてしまうものなら、あえて「やらない」選択をしてみるのも一つ手かもしれません。

やりたいことたちをそれぞれ、曜日・時間・場所などで振り分けることで、毎日は「やらない」。

習い事の感覚を呼び覚ますのです。

そうすればきっと、今の限られた時間のなかで、やりたいことの幅を狭めることなく楽しめます。

QOLをあげるために今できること、まずはここからな気がします。


「やらない」選択。

勇気のいる選択ですが、試してみる価値はありますね。

やってみましょう。

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