どうも、グラントです。
先日岐阜県にドライブ旅行してまいりました。
その帰り道にスイカの直売所があったので一つお土産に購入。
1玉1,000円。
やすい!
しかもおいしい!
夏といえばやっぱりスイカですからね。
なんやかんや毎年一回は食べてる気がします。
今回はそんなスイカについて🍉
スイカの基本情報
真っ赤な果肉とシャリシャリとした食感が食欲をそそるスイカ。
丸い大玉スイカや小玉スイカ、楕円形のマダーボール、果肉が黄色いクリームスイカなど、様々な品種が販売されています。
楕円形のスイカの名前がマダーボールっていうのを今日初めて知りました。
なんかの必殺技でありそう…。
日本では特に、熊本県・千葉県・山形県で生産が盛んです。
スーパーなどで購入する際、甘いものを探したいときは、糖度が12度を超えているものがいいそうですよ!
そして注目の栄養について。
スイカの栄養で注目されているのが、シトルリンです。
シトルリンには血管拡張作用があるため、血流の改善とむくみの解消に効果があり、夏の健康食品としてはもってこいですね。
またむくみの解消以外にも、運動パフォーマンスの向上、冷えの改善、肌の潤いを保つなど、女性に嬉しい効果が期待されています。
特に1玉の重量が200g以下の、熟しきっていないスイカにたっぷり含まれています。
果肉が赤いスイカはβカロテンとリコピンの宝庫で、老化対策や頭髪の美しさのキープなどにも活躍します。
リコピンといえばトマトのイメージだったのですが、スイカにも含まれてたんですね。
赤とリコピンに関係があるんでしょうか?
これはまたの機会ですね。
スイカは何科?
スイカは何科なのでしょうカ?
みなさんスイカって漢字で書けますか?
そう、『西瓜』です。
読めはするけど書けはしない漢字の代表選手じゃないでしょうか。
言われてみれば〜!ってなりますよね。
また果肉の水分が90%もあるジューシーな果物であることから、江戸時代には『水瓜』と呼ばれていたそうです。
さあさあ、スイカは何科なのか、漢字を見れば明らかですね。
瓜と書くからにはウリ科の植物でございます。
他にはメロンなんかもウリ科のフルーツとして有名です。
ちなみにメロンは『甜瓜(てんか)』と書くらしいですよ。
あとは『真桑瓜(まくわうり)』とも書くらしいのですが、なんだか調べてみたら複雑な感じだったのでここはまたにしましょう。
西瓜という漢字の由来は、中国で西域から伝わった瓜の意味で、シーグァの文字と読みがそのまま伝わり、現在のスイカという名前がつけられました。
ウリ科の野菜の特徴は、皮が緑色で、水分を多く含み、まきひげをもつ「つる植物」であるという点でしょうか。
例えば、瓜・冬瓜・ズッキーニ・胡瓜(キュウリ)・南瓜(カボチャ)・ゴーヤーなど…。
ウリ科の野菜は主に、熱帯地方でよく生産されています。
スイカの原産地は南アフリカで、現在、北海道でもスイカが作られていますが、基本的には暑い夏の間しか生産されません。
また、スイカ以外のゴーヤーなども沖縄が産地として有名です。
スイカに塩をかけると美味しくなる理由
スイカといえば、塩!
塩を一振りするだけでうんっと甘くなるんですから、もはやスイカのお供と言っても過言ではないでしょう。
でもなんでしょっぱいはずの塩をかけてるのに甘くなるんでしょうか?
不思議!
その理由は「対比効果」です。
そもそも食べ物の味は、複数の基本味で構成されています。
基本味とは、塩味・甘味・酸味・苦味・うま味の5種類のことを指します。
これは基本味の組み合わせによって、味が強調されたり、味が弱くなったりすることがあるのです。
2種類の味を味蕾で感じると、どちらか一方の味が引き立つのですが、これを「対比効果」と呼んでいます。
どちらか一方の味が強く、それに対して他方の味が弱いときに起こりやすい現象です。
スイカと塩の場合は、もともとのスイカ本来の甘みが強く、そこに少量の塩が加わることでさらに甘みを強く感じられるというわけです。
対比効果は、同時に味わうと感じる「同時対比」と、続けて食べることで感じる「経時対比」に分けられます。
スイカの場合は、甘味のあるスイカと食塩を同時に味わうことで「同時対比」が起こっています。そのため甘味が強調されて、スイカのおいしさが引き立つのです。
ただし、食塩の量が多くなると塩味が強くなりすぎるため、かけすぎには注意しましょう。
過ぎたるは及ばざるが如し、というやつです。(言いたいだけ)
夢の種なしスイカはもう実現してる⁉︎
スイカを食べてるとどうしても種は避けては通れない道ですよね。
本当はバクバク食べたいのに種があるからどうしてもお口のブレーキを掛けざるを得ない。
なんともモドカシイッ!
科学の力で種なしスイカはできないの⁉︎
と悩まれているそこのあなた!
実はもう種なしスイカは存在してるんです。
その名も「ブラックジャック」。
カッコいい!
種なしスイカは過去いくつもの品種が生まれてきましたが、いずれも定着することはありませんでした。
しかし、ブラックジャックスイカはこれまでの常識を吹き飛ばす、種なしの定番商品になりうるスイカと言われています。
種なしスイカは通常のスイカに比べて着果性が悪いというデメリットがあります。
通常のスイカは一度に2~3個着果するのに対し、種なしスイカはその半分の1個です。
通常より着果性が悪いので、1玉に注がれる栄養が過剰になります。
そうなると玉が大きく変形したり、果肉が硬く、糖度が上がりにくくなります。
結果的に通常のスイカより味が悪く、おいしくない出来栄えになることが多かったのです。
しかし、こうした従来の種なしスイカの持つデメリットを解消させたのが、ブラックジャックスイカです。
品種改良を重ね、一般的なスイカと同程度の栽培の手間、味を実現するという、種なしスイカの課題を乗り越えたのです。
気になる味ですが、繊維が少なめで、シャリ感が残っており、糖度も通常の大玉スイカと遜色のない12度程度あるように作られているそうです。
わたし実物は見たことないのですが、今度どこかで見かけたら買ってみようと思います!
夏の風物詩スイカ。
夏が終わる前にしっかりスイカを堪能しなければ!
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